大地震による津波で放射線物質漏出事故が発生、複合型災害が日本を襲う
2011年3月11日、日本の東北部海域でマグニチュード9.0の地震が発生、巨大津波を誘発し、宮城県、岩手県、福島県など沿海地域が壊滅的な破壊を受け、世界の多くの国が津波の影響を受けた。12月現在、地震による死者は少なくとも1万5800人、行方不明者は3500人。地震の影響で、福島第一原発で最高レベルである「レベル7」の放射線物質漏出事故が起き、放射線物質が世界の多くに地域に影響した。日本政府は2012年から3月11日を「国家災害防止日」とすることを発表した。
2011年3月14日、宮城県名取市で、地震と津波で破壊された家から使える物を持ち出す現地の住民 (新華社/AFP)
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