ＷＴＯ加盟１０周年

今年は中国の世界貿易機関（ＷＴＯ）加盟１０周年にあたる。この１０年で中国は大きく変貌し、中国の対外経済貿易関係と世界における地位・役割にも大きな変化があった。ＷＴＯのパスカル・ラミー事務局長の言葉通り、「中国のＷＴＯ加盟はＷＩＮ－ＷＩＮの関係をもたらした」。

　２０１１年１１月１７日、作業で忙しい上海洋山深水港。ＷＴＯ加盟以降、中国の貨物貿易輸出入規模は２００１年の５０９８億ドルから２０１０年の３兆ドル近くまで増加。そのうち輸出は５倍近く、輸入は４．７倍増加した。　（陳飛撮影）