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外貨準備をめぐる中国の困惑

過多な外貨準備は実は決して良いことではない。中央銀行のヘッジヘの圧力が強まったばかりでなく、いかに価値を保ち、高めるかといった難題ももたらされた。

本誌記者  蘭辛珍

中国の外貨準備は人民元高でかなりの損失を被ったのだろうか。国家発展・改革委員会経済研究所財政金融室の張岸元主任は5月5日付「証券日報」への寄稿文で、「中国人民銀行(中央銀行)が保有する外貨資産の損失は極めて驚くものだ。2010年末現在、03年以降増え続けてきた外貨準備に発生した為替レートによる損失は2711億ドルに達した」と指摘した。

人民元の米ドルレートは実質で10%上昇(蒙鐘徳撮影)

張主任のこの見解に、国家外国為替管理局は強く反発し、5月6日、人民元高が直接、外貨準備に損失をもたらすことはないとの考えを表明。

だが、同局の考えは経済学者らの懸念を打ち消すには至らなかった。経済学者らは3兆ドルを超す外貨準備の価値をいかに保つか、これが重点的に考慮すべき問題だと考えているのだ。

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