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中国市場、なぜ「リコール」は難しいのか

  

――責任ある企業は、安全性に潜む欠陥が消費者にもたらす危険を無視してはならず、自主的なリコール(回収・無償修理)は強制的なリコールに比べより消費者を安心させる。

本誌記者 蘭辛珍

 

消費者の人身の安全に対して責任を負う姿勢を持ちながら、自ら生産した自動車に安全への隠れた危険があることを発見したら、直ちにしてリコールを実施して危険を取り除く、これが責任を負う成熟した自動車メーカーのなすべきことであり、欧米諸国ではすでに慣例となっている。だが、中国というこの世界最大の自動車消費市場では「リコール」はむしろ難しい。

生産ラインで作業する一汽大衆自動車第二工場(中国第一汽車とフォルクスワーゲンの合弁企業)の従業員(徐家軍撮影)

トヨタは1月26日、一部の車種にオイル漏れの危険があるとして、主に日本や米国、英国、ドイツなど世界範囲で170万台近くをリコールすると発表。だが、中国大陸は対象ではない。このため、中国国家品質検査総局は豊田汽車(中国)投資有限公司の責任者と会談し、関連状況を理解するとともに、リコールについて説明を求め、さらに中国の消費者の生命の安全と合法的権利を確保するよう要求。だが、トヨタの決定を改めることはできなかった。

これは数多くあるリコールの1つの事例に過ぎない。米国高速道路交通安全局(NHTSA)が公表した報告によれば、2010年の米国でのリコールは延べ648回、合計2027万5900台。一方、中国は同年に自動車販売台数で世界1位となったが、リコールは延べ123回、117万台に過ぎない。

中国市場で販売された自動車はその他の市場に比べ、ずっと安全で欠陥はない、とでも言うのだろうか。そうでないのは、確かだ。中国市場ではリコールは難しい、この問題は深く考えるに値する。

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