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絵画で野生動物の世界へと誘う――蘇柏斗氏

本誌記者 馬 力 

 

「野生動物も私たち人類の友であり、あなたが本当に彼らに近づいて、一心に彼らを観賞しようとすると、彼らも同じようにあなたに温順な気持ちで接し、あなたと見つめ合い、心を交わすのです」。3月15日、当代著名な画家である蘇柏斗氏はアトリエで、壁に掛かる「雪のオオカミ」と題する作品を指差しながら記者にこう語った。

蘇柏斗氏

蘇氏と接したことのある人はみな、英知にあふれ思索に長けた新世代の青年画家であり、当代画壇の多くの名をなした画家と同様、彼の成功も決して偶然ではないことをよく知っている。10数年にわたり切磋琢磨し、内的な格闘を経た後に、ようやく自身の生活と生命に対する独特の感情と他者とは異なる画法と画風を頼りに、芸術創作の道を歩み出した。

祖国が芸術創作の沃土

1997年に解放軍芸術学院を卒業した後、偶然、マレーシアで個展を開くことになった。その成功で、現地で仕事をしながら学ぶチャンスを手にした。

蘇氏によれば当時、芸術学院で学生に密画の描き方を教えていたが、ときには寺や廟のために人間の彫刻や塑像の製作も手助けしたという。

お金と生活のため、蘇氏は97年から01年までマレーシアと中国の間を頻繁に往復。02年、30歳になった蘇氏は国内で真の意味での密画の創作活動をする決心をした。「30になる前も努力していたと言えますが、非常に茫漠としていて、自身の創作の方向が見えませんでした。国外でも多くの参考にできるものを吸収しましたが、創作の環境について言えば、密画をしっかりと描こうとすれば、国内にとどまるべきで、祖国こそが芸術創作の沃土なのです」。創作の環境について、真に創作の根を祖国の土壌に張ることについて、蘇氏はとうとうと語り、その言葉に気持ちの高ぶりを感じた。

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