保険機関による高齢者ケアコミュニティへの投資
「コミュニティによる高齢者ケア」はコミュニティで在宅高齢者ケアと養護施設高齢者ケアの両方の優位性を発揮し、お年寄りが自宅に住みながら、家族に面倒をみてもらうとともに、コミュニティの関係サービス機関から訪問ケアサービスを提供してもらうものである。

四川省成都市にある高齢者ケアコミュニティ(劉海撮影)
高齢者ケアコミュニティは「コミュニティによる高齢者ケア」において、高齢者の基本的要求と深いレベルでの要求を満足させる思いやりのあるコミュニティである。
全国政治協商会議委員で中国人寿保険(集団)公司の楊超総裁は今年の両会で、「現在、中国の高齢者ケア産業の発展には、規模が小さく、サービスが悪く、付属施設が少なく、標準・管理監督がないなどの問題がある。そのため、高齢者ケア産業の急速かつ健全な発展を推進するために、各方面の協力が必要である」と言う。そして、楊超氏は「政府は長期資金による高齢者ケアコミュニティ建設への投資を導く必要がある」という意見を打ち出した。
「高齢者ケアコミュニティへの投資には、規模が大きく、回収周期が長いという特徴がある。政府は関連政策を実施し、国の財政から資金を支出するとともに、社会的資金、特に長期的な資金による高齢者ケア産業への投資を導く必要がある」と楊超氏は述べた。
2010年9月初めの『保険資金の不動産投資に関する暫定規則』の公布に従い、保険資金による不動産への投資が正式にスタートした。全国政治協商会議委員で中国人民保険集団公司の呉焔総裁は、「保険資金の高齢者ケアコミュニティインフラ建設への積極的な参与を支援し、保険機関による高齢者ケア産業投資に関する具体的な管理方法をできるだけ早く策定し、土地の譲渡や使用などの面で優遇政策を与え、保険機関による高齢者ケアコミュニティへの投資を後押しする必要がある」と述べた。
「保険機関による社会の高齢者ケアサービスシステム建設への参与を導くことは、高齢者ケアサービスと養老保険とを効果的に結びつけ、保険企業の健康管理や医療サービス資源管理における経験や優位性を十分に発揮することができ、高齢者に付加価値サービスを提供し、高齢者ケア産業サービスチェーンを広げ、高齢化社会の圧力を効果的に緩和できる」と呉焔氏は語った。
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