劉江永教授と菅直人氏が一緒に写った記念写真
劉教授はさらに次のように語った。「2007年、私は菅直人氏と直接に会って話をしたことがある。当時、日中交流プロジェクト『長城計画』の一環として、菅直人氏が民主党代表団を率いて中国を訪問したが、その時のことは私に強い印象を与えた。私は招待を受けてレセプションに出席した。レセプションの席上で、菅氏は中日両国の多くの出席者の前で、1984年に3000人の日本人青年の1人として中国を訪問した時の思い出を語った。訪中期間はちょうど『十・一』国慶節(建国記念日)にあたり、中国政府と中国共産党の熱烈な歓待を受けた。夜は天安門広場で中国の若者とともに歌を歌い踊ったという。『この時のことは忘れられない思い出です』と菅氏は語った。この発言は私が自分の耳で聞いたものだ。だから私は、氏が一貫して中日の友好的な協力と交流を心にかけている人物だと考えている」。
東京工業大学の卒業生である菅氏は、中日両国の教育、文化と国民間の協力の推進にも熱心だ。氏は時間を割いて清華大学を訪れ、私たちとの座談会を開いたことがある。その際、私は招待を受けて陪席したが、私達はうち解けて話しあい、氏もとても気さくで、両国関係、国民間の交流を菅氏が重視していることを十分に示した。そのため、氏が日本の首相に就任したことは、中日両国関係の発展にとって良い兆しであるはずだと私は考えている。(ソース 中国中央テレビ「東方時空」より)
「北京週報日本語部」2010年6月7日 |