ウルムチの「7・5」殴打・破壊・強奪・焼き打ちというゆゆしい暴力犯罪事件の発生後、一部の外国人専門家・学者たちは、この事件は「国外の黒幕によって画策されたものである」、このような暴力犯罪は「いかなる国においても容認できないことである」と語った。
ドイツ人作家――私は自分の目で少数民族に対する保護を見た
ドイツ人作家ボエンハド・ガンテル氏はこのほど、ドイツ・メディア向けの公開状を発表した。氏はその中で次のように述べている。
「ドイツのメディアは二面性があり、一方では中国はドイツ経済にとってきわめて重要な存在であり、他方では人々はいつも想像の中の中国の不十分なところ――チベット、北京五輪にしても、2009年のフランクフルト・ブックフェアにしても――とどのつまり中国が何をしても、中国政府がどれぐらい大きな努力を払っても、中国の不十分なところは西側のメディアにとっていつもホットな話題となっている。」
「中国は最近の何年かの期間にきわめて大きな努力を払い、都市、農村とその他の地域の住民の経済状況を改善した。中国政府が成功裏にこれらのことを達成したことは、大いに称賛に値する。私は昨年の中国訪問の中で開放された民族、広い心を持った人民と知り合い、宗教の自由とチベット族とウイグル族を含む少数民族に対する保護を自分の目で見た。」
ガンテル氏は公開状の中で、ドイツ・メディアとドイツ国民が中国の異なった文化を理解するようアピールし、「異なった文化を尊重することは全人類の義務である――中国と中国人民はとっくにわたしたちに扉を開いているが、私たち西側の人たちやわたしたちドイツ人だけがわたしたち自身の愚さと狭あいさの中にいるわけで、ずっとこのチャンスを悟っていないのである」と述べている。
パキスタン人専門家――「7・5」事件には国外の黒幕が存在する
南アジア問題を研究するパキスタン人専門家、新聞の編集主幹のマホドゥム氏は7月11日に記者のインタビューを受けた際、ウルムチの「7・5」事件は昨年3月中旬に中国のチベットで起こった暴力事件と同じようにいずれも国外の黒幕が画策し、牛耳ったものであると語った。自分もイスラム教徒であるマホドゥム氏はさらに次のように語った。
私はかつて何回もウルムチを見学、訪問し、そこのウイグル族の人たちとイスラム教徒でない人たちが睦まじく付き合い、落ち着いた、幸せな暮らしをしていることを自分の目で見た。「彼らは完全に宗教についての自主と自由を享有している」。
中国政府は新疆ウイグル自治区の経済の発展と人民の生活レベルの向上のために多くの努力を払ってきた。中国政府が措置を講じて安定を守ることは「適切な時点に取られた正しい段取り」であり、すべての法治国家の政府がおこなうべきことである。
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