・朝鮮の「ミサイル発射問題」
中央日報(韓国):もし朝鮮が強行にミサイルを発射すれば、中国側はどのような反応と見方を示すのか。また朝鮮のミサイル発射問題は、6カ国協議にどのような影響をもたらすのか。
――朝鮮が試験通信衛星を発射すると発表し、私たちも各国の反応に注目し、関連の事態について重大な注意を払っている。朝鮮半島の平和と安定は、各方面の利益に合致し、多くの各方面でプラスになると考える。
6カ国協議は重要な進展を遂げ、これは高い評価に値する。現在いくつかの困難にぶつかっているが、このような複雑な問題の話し合いを進める過程では正常なことだ。各方面は2005年9月19日に達成した協議に従い、一刻も早く同じ目標に向かって努力し、第2段階の行動をやり遂げ、第3段階の会談に進まなければならない。中国は引き続き会議の主催者として、建設性で独特な努力を尽くすだろう。
・中ロ関係
インターファックス通信(ロシア):今年はロ中国交樹立60周年だが、ロ中関係が再び継続して発展するにはどのようなポテンシャルがあるか。またロ中両国の国際的機関やブリックス(BRICs)のメカニズムの中でどのような協力の空間があるのか。
――中ロ間の戦略的協力パートナーシップが樹立して13年、両国関係は非常に大きな発展を遂げ、特に最近の発展は目覚しいものがある。今年の中ロ関係の発展には、主に4つの活動をやり遂げなければならない。
1. 両国間のハイレベルの往来や相互訪問、各レベルの交流をさらに強化し、相互信頼を促進して協力を強化する。
2. 各分野、特にエネルギーや科学技術の面で着実な協力を大いに繰り広げる。
3. 両国間の人文的な交流を全面的に促進する。今年はちょうど中ロ国交樹立60周年にあたり、中国では「ロシア語年」を開催する。両国は様々な方面のイベントをしっかり行い、両国の人々の相互理解と友情をさらに促して、両国関係発展のために民意の基礎を打ち固める。
4. 中国とロシアは世界の大国であり、国連安全保障理事会の常任理事国である。両国は重要な国際問題での協力をさらに強化し、世界の多様化や国際関係の民主化を促進して、地域ないし世界の平和や安定と発展のためにより大きな貢献を行う。
「チャイナネット」 2009年3月7日
|