・「ギョーザ事件」
朝日放送: 毒ギョーザ事件では、日本と中国で被害者が出ているが、1年以上経ってもまだ解決されておらず、日本の消費者は中国食品に対して懸念を取り除いていない。この事件の解決が困難な理由はどこにあるのか。
――中国政府の関係部門は、製品の品質や食品の安全を大変重視している。ギョーザ事件は刑事事件であり、中国の関係部門は継続して調査や捜査を行ってこの事件が解決するよう努力しており、私たちは一貫して中日双方が引き続き協力して調査するよう示している。
日本には、かなりの時間をかけて困難な捜査をしながら、今に至ってもまだ解決していない食品の事件はないだろうか。日本の警察もあきらめず努力し、最後まで徹底的に追及して、どんなに長い時間かかっても解決しようとしているだろう。これは中国側の決心でもあり、この点を日本側は理解し中国との協力を続けるべきだ。また双方は食品の安全問題について、長期的な協力メカニズムを設立するべきだと考えている。
・「東中国海」問題
朝日放送:中日双方は東海ガス田に関して共通認識に達成しているが、どうして締結協議の交渉を始めることができないのか。また中国側は、ガス田「天外天」は協議の対象にはならないと考えているのか。
――中日が達成した原則的な共通認識は、両国関係の改善と発展の重要な体現である。双方は原則的な共通認識の精神を守るべきで、原則的な共通認識を着実なものにするために必要な条件を作り出さなければならない。ガス田「天外天」は、中国の排他的経済水域に位置し、中日双方が達成した東海問題の原則的な共通認識とは関係ない。
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