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2008年の中日関係について金煕徳教授にインタビュー

           

――2008年は中日青少年友好交流年だったが、青年交流は中日関係を促進するうえでどれほど大きな役割を果たしているのか。

中日間では観光、ビジネス往来、留学生交流など、さまざまな交流が実施されている。単なる民間交流はまだ理性に基づいた交流を形成できてはいないと思う。

中国と日本、北京と東京の違いは一体どこにあるのか。実際は国民の心や頭の中に違いがあると思う。日本の学生に講演した際、私は、中国へ旅行に来るなら万里の長城だけを見たら帰るのでなく、中国の中学校、高校へ見学に行ったほうがよいと話した。これは、旅行社の手配だけでは十分でなく、文化部や観光局、外交部が共同でこれに取り組んで、多彩な内容が盛り込まれた「定食」を彼らに提供することが大切なのだと思う。

いま、中国の高校生が日本で交流を行う場合、日本の友人の家を訪れるのを見て嬉しく思う。こうすれば、先進国がどんな様子なのかをその目で見られるだけでなく、日本の庶民の家の様子も体験することができる。帰国後、ほとんどの学生がいままで想像していた日本とはまったく違ったと言っている。同様に、日本の若者も中国の庶民の家を訪れて体験してみるべきだと思う。

――2009年の中日関係の展望は?

2009年には大きな出来事がたくさんある。まず、来年は中華人民共和国が成立60周年を迎える。これは中国の大きな祝い事であり、日本は中国に祝賀の意を示すに違いない。第2に、1979年12月5日に戦後、中国に最も友好的な首相の1人だった大平正芳元首相が中国を訪問し、日本の対中援助プロジェクトを推進したことだ。たとえば中日友好病院、北京地下鉄の第1、2期工事、首都空港などはいずれも日本の援助のもとで完成した。もちろん、その中には多額の円借款もあった。そのほか、胡錦濤主席が訪日期間に調印した「戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明」の内容を本格的に実行に移す必要がある。最後に、金融危機に共同で対処することで中日関係はいくつかの進展を見せるだろう。来年の中日関係は、暖かい春の花がいっそう華やかに咲くことだろう。

「北京週報日本語版」2008年12月16日

 

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