──(北京週報記者)張芸謀委員に伺いたい。五輪開幕式の準備の具体的状況は?また、当日、雨天の場合を懸念する声もあるが、その場合、式典に影響があるのか、この点を張委員は心配しているか。
張芸謀委員
本誌記者 李 麗
(張芸謀委員)具体的な状況は明かすことができない。明かしてしまったら8月8日に見る意味がない。現在、すでに全面的なリハーサルに入っており、参加者は数万人に達している。現在、いくつかの異なる場所に分かれて合同リハーサルと個別リハーサルを進めている。北京の郊外区にはシミュレーション用地が複数あり、そのすべてでリハーサルをしている最中だ。素晴らしいパフォーマンスになることを望んでいるし、世界に驚きと喜びを与え、全国の人々を満足させ、すべての中国人を満足させられるよう望んでいる。
雨天については、私も心配しており、最も頭の痛いことだ。小雨の場合、中程度の雨の場合、大暴風雨の場合などにどうするか、緊急対策案をたくさん用意している。まずは天が中国に味方してくれること、天の神様が晴天を与えてくれることを切に願っている。次に、悪天候のもとでも、これだけ多くの人々がこれだけ多くの時間をかけて準備したのだから、すべての儀式とパフォーマンスが実現できるよう望んでいる。雨天の場合は低クラスの計画になるだろう。雨天なら、安全のために空中のパフォーマンスは取りやめる可能性があり、ハイテク要素を含むようなパフォーマンスや機械を使うパフォーマンスは要注意だ。必ず、安全無事で順調な公演を保証する。私たちは積極的に準備をしている最中で、開幕式が皆さんに満足してもらえるものとなり、すべてが無事に順調に進むことを願っており、このことを毎日念じている。
「北京週報日本語版」 2008年3月13日 |