馮建華
今夏になってから、中国では極端な気象現象が再度に起きた。南の方で深刻な洪水と冠水の災害はまだ終わっていないが、北の方にある広い範囲で持続的乾燥がまた起きてしまった。更に深刻なのは、最近の2、3年の間にこのような情況が次々と出現したことだ。経験によって判断すると、これほど頻繁な大きい災害の後で、疫病の大発生を防止することは最も重要だ。これは中国の公衆衛生の応急システムに厳しい挑戦をもたらした。事実上、中国はかつて経済的土台が比較的に弱い時期に、世界で注目された公衆衛生システムを創立したことがある。しかし、前世紀の80年代の初めには、全国で興った「すべてのことは経済の発展を中心にする」というスローガンを掲げた市場化の改革で、公衆衛生システムがだんだん重視されなくなり、そのために、多くの地方で特に広い農村の地区では、すでに名ばかりで実質がない状態となった。
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