記念写真
発表会終了後、参加者全員で記念写真を撮った。この機会を利用して、記者は何人かの生徒を取材。訪日の感想について、成都樹徳中学(高校)の龔健さんは「最も忘れ難いのは、お世話になったホストファミリーの老夫婦のことで、日本国民の友好的な気持ちを実感しました。また授業を参観して、教育方法が中国とかなり異なっていると感じました。中国は理論を重視しますが、日本はもっと実践的な教育を重視していると思います」と語った。また、杭州学軍中学の彭晨楠さんは「日本人は生活面で節約し、食べ物を無駄にしないことを肌で感じました」と補足。成都市第十七中学の凌雪さんは「日本人は細かい点を重視し、何かをする場合は非常にきめ細かいなと感じました。強大な国になるには、細い点からしなければならないなと思っています」と述べた。SSPAへの意見や提案について聞いたところ、成都実験外国語学校の沈皓月さんは「今回のプロジェクトで紹介された環境保護の内容は一面的でした。主に地球温暖化による影響を説明していて、その他の大きな汚染問題については話されませんでした。紹介されたのは先進国に適用される環境保護技術で、今後のプロジェクトでは発展途上国に対応した環境問題の解決について、もっと全面的に分析してもらいたいと思います」と語っていた。
「北京週報日本語版」 2007年8月13日
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