今回のSSPAの主要な目的について、高篠静雄理事長は「ここ数年来、中国は非常に目覚しい経済発展を遂げて、世界で重要な役割を発揮しており、それに伴って責任もいっそう増して、いかに環境問題を解決するかが重要な課題となっている。今回参加した30人の高校生の皆さんが12日間、日本とソニーで学んだ環境保護へのさまざまな取り組みと、皆さんがそれぞれ体験したことを家族、友人の皆さんに伝えることで、この美しい中国と日本、そして地球を守っていく志を立ててくれるよう願っています」と述べた。
挨拶する高篠静雄理事長
続いて、30人の生徒たちは舞台劇の形で、ユーモアと誇張を交えながら日本で見たり聞いたりしたことを報告した。舞台劇は「小公民、大素質」をテーマに、人文・科学技術・環境保護の3幕から構成。人文編では日本の独特な社会や文化を、科学技術編では日本の科学技術を紹介し、環境保護編では、さまざまな環境を破壊する行為を風刺する表現で、人々が環境保護意識を高め、手を携えて共に我々の美しい地球を守るよう呼びかけた。この後、高篠静雄理事長と原高級副総裁が生徒たちにSSPA栄誉証明書を授与し、生徒たちもソニーグループに「一衣帯水」「源遠流長」と記された書を贈った。
舞台劇で環境保護を呼びかける生徒たち
SSPA栄誉証明書を授与
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