(写真による報道)
中国人民解放軍は1927年の創設からすでに80年を経た。この新しい類型の人民革命軍隊は、戦争の時代、革命政権を奪取するため長期のかつ艱難辛苦に満ちた闘争を展開。社会主義建設の時代には、国の主権や領土の保全、全国の各民族人民の平和的な環境の下での労働を擁護するため、引き続き粘り強く奮闘し、絶えず規模を拡大してきた。すでに陸海空軍と各兵種で編成される、高度に集中統一された正規軍へと発展しており、国を擁護する鋼鉄の長城、世界平和を維持する重要な力となっている。
軍隊では、女性の活躍する場が増えている。医療・衛生や通信、教育、後方支援、文芸、スポーツなどの部署で自己の職務を忠実に務めており、ロケットの打ち上げや人工衛星の同期静止など先端科学技術分野でも功績を上げた。制服を着た彼女たちに漂うのは、特有の優美さと意志の強さだ。彼女たちは祖国の誇りであり、人民軍の誇りでもある。
99年10月1日の建国50周年記念式典では、天安門広場を行進して指導者の検閲を受けた。
西沙群島の永興島。01年5月中旬、ここに初めて海軍の女性通信兵が駐屯した。
空軍飛行大隊の劉文力隊長。04年7月、33歳の時に乳がんの手術を受けた。手術後、彼女は驚くほどの気力で再び空を飛ぶようになった。
北京軍区総医院皮膚科の楊蓉娅主任。博士号を取得した彼女は、この数年の間に医学研究論文を116篇も発表した。また解放軍医療科学技術進歩賞を9回も受賞。前後して「特別功績」「2等功績」「3等功績」に輝き、栄誉称号「全国三・八紅旗手模範兵士」も取得している。3期連続して全国人民代表大会代表を務めた。
94年10月28日、西昌衛星打ち上げセンターで、データ伝送を担当する女性通信技術者。
94年8月から「生命の禁区」と呼ばれる昆侖峠で救助活動に当たった新疆ウイグル自治区軍区カラ昆侖山モデル医療ステーションの姜雲燕看護士(右)。彼女が評価されて「1等功績」「2等功績」に輝き、「全国三・八紅旗手模範兵士」と「第39回ナイチンゲール賞」も取得した。
79年12月に再編成された海軍の陸上戦闘部隊は、「陸上の猛虎、海上の竜」とも呼ばれている。男性隊員を相手に訓練する女性隊員。
07年3月21日、国連平和維持軍中国医療分隊の看護士、孫潔さん(22歳・左)は、駐コンゴ国大使館の焦培忠武官から勲章を授与された。
06年9月29日、澳門特別行政区政府が組織した無償献血活動に、解放軍澳門駐屯部隊の兵士も参加した。
野外に通信連絡ステーションを設置するため、架線作業をする海南省五指山通信中隊の兵士たち。
07年3月7日、第10期全国人民代表大会第5回会議に出席した解放軍の代表たち。
新調された制服を着る将校
「北京週報日本語版」2007年8月1日 |