現地で状況を調べるため、中国政府はすでにダルフール地域に5つの特使団を派遣している。今年、中国の翟雋外交部長補佐はスーダンを2回訪問し、しかも今年4月には政府の特使として2回目のスーダン訪問の期間にダルフール地域に赴いて現地の状況を実地に調査するとともに、ダルフール問題の解決は3つの面から手を付けるべきで、つまり関連各方面はダルフールの政治過程を推進し、一日も早く全面的な平和を実現することを目指すべきであること、ダルフール地域に人道的な援助を提供し、人道的危機を軽減し、それを解消すべきであること、この地域の発展のために援助を提供し、ダルフール地域の人民を貧困から抜け出させ、紛争の根源を取り除かせるべきであることを打ち出した。今年5月10日、中国政府はまた元中国駐南アフリカ大使、ベテラン外交官の劉貴今大使を初代の中国政府アフリカ実務特別代表として任命し、その短い期間の仕事はダルフール問題を重点として展開することになっている。これは中国政府が中東問題特使と朝鮮半島実務特使の設置につぐ3回目の特使任命であった。これはアフリカ実務、特に最近のダルフール問題に対する中国政府の高度の重視を明らかに示している。劉貴今大使は就任後、ただちにスーダンに赴いて5日間の訪問をおこなった。スーダン訪問の期間、ダルフール地域に赴いて実地調査を行ったばかりか、またスーダンのタハ副大統領、カリフ大統領顧問およびサマニ外交事務国務部長とそれぞれ会見し、スーダン側が「アナン・プラン」を実行に移す問題でより多くの弾力性を示し、ダルフール地域の政治過程を推進することを加速し、ダルフール地域の人道と安全の状況をいっそう改善し、この問題を一日も早く解決することを望むことを打ち出した。
このほど、スーダン政府は「アナン・プラン」第2段階の案を全面的に受け入れることを明らかにし、ダルフール問題の政治的解決はまた重要な1歩を前へ踏み出した。スーダン政府の立場の転換において、中国が果たした建設的な役割は極めて重要で効果的なものであると言うべきである。「アナン・プラン」第2段階の案の実行を適切に推進するため、中国政府はまた国連の関係方面の求めに応じて、ほどなくスーダンのダルフール地域に275人の工兵分隊を派遣することを決定した。
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