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中日交流を語る日本人留学生

                繆暁陽

モモの花と桜の花が満開している季節に、温家宝中国国務院総理は近く日本を訪問する。これについて、本誌実習記者は3月27日に首都師範大学のキャンパス内にある広島大学北京研究センターで、日本人留学生の四元吾朗さんと花村将志さんを取材した。

記者 今年、中日両国国民は共に中日国交正常化35周年を迎えることになった。両国の人的往来も頻繁で、近年中国における日本人留学生の数も大幅に増えた。中国留学を選んだお気持ちと将来に対するお考え方を聞かせて下さい。

四元 「私は日本海上保安庁の公務員で、日本政府から派遣されて中国に来て留学し、学問をさらに究めたいと考えています。中日両国の人的往来も増え、私達の海上保安官はつねに中国の公安部、交通部と協力を行い、両国の間でタイムリーに情報を交流することが必要であるため、日本側は何人かの中国語にも精通し、中国もよく知っている人材を必要としています。両国間の友好往来に役立つ人材を育成するため、日本では毎年各省・庁から中国に派遣されて仕事をしたり仕事の関連のある交流、研修を行ったりし、それから日本に帰って引き続き勤務することになっています。」

記者 「日本政府から中国へ派遣されてきた留学生として、あなたは温総理の今回の対日訪問および今後の中日関係に対しなにか期待することがありますか?」

四元 「私は、温総理の4月の訪日は非常に重要な訪問だと思っており、これは中国の総理が7年を隔てて再度日本を訪問することであり、中日関係が良い方向へと発展していることを物語っています。具体的な仕事から見れば、現在においても過去においても、中日両国の世々代々の友好は両国国民の共通の願いです。日本海上保安庁はずっと中国の関連部門と密接な連係を保っており、協力関係を保っています。今後、両国の海上保安および各分野における協力がいずれもより大きな進展を遂げると信じています。」

 

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