黒竜江省公文書館は11日、日本による中国侵略の罪証に関する文書を公開した。今回公開されたのは日本「開拓団」による黒竜江省への移民侵略に関する文書96件、日本関東憲兵隊から七三一への「特殊輸送」に関する文書20件、日本軍の「慰安婦」強制連行に関する文書7件だ。人民日報海外版が伝えた。
黒竜江省公文書館の斉秀娟館長によると、中国侵略日本軍は細菌兵器の開発を一貫して「極秘」として隠蔽してきた。今回の文書は関東憲兵隊と七三一部隊が結託して罪深い活動を共に実施したことを示す第一次文書であり、歴史の真実の記録だ。1945年の日本降伏直前、関東憲兵隊司令部は長春から撤退する際、責任を逃れるため罪証を廃棄し、文書を焼却したり地下に埋めたりした。現存する関東憲兵隊「特殊輸送」文書は、そのごく一部に過ぎない。資料は現存数は多くないが保存状態は良く、中国侵略日本軍七三一部隊が生きた人間を利用して細菌実験を行った罪を暴露するための、最も直接的で真実の動かぬ証拠だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月12日