第18回上海国際映画祭開催中、有名司会者の何炅と日本の岩井俊二監督は「青春、恋愛」をテーマとしたキャンペーンの中で対談を行なった。一人は様々な有名青春映画を撮ってきた日本の巨匠で、もう1人は初めて業界を越えて「梔子花開」の新鋭監督となった人だ。そんな2人は青春について対談した。人民網が伝えた。
青春という話題について、何炅と岩井俊二はそれぞれ青春に対する思い、映画製作の感想、ここ2年の中国映画市場における青春映画ブームについて語った。何監督は、中国映画市場の青春映画ブームは実は勢いを蓄えたものであり、各映画には優秀なチームを集めており、どの映画の上映もこのテーマの発展に貢献してきた。青春映画は中国の映画市場の格別に美しい夢のようであり、各青春映画の監督は熱い情熱をもって撮影に臨んでいる。自身の新作「梔子花開」に触れ、この映画のために自身で10年の準備期間を要し、この仕事を初めてから一度も夢と情熱はなくしたことがないと語った。また「夢を見ることが大切」と改めて強調した時には、会場内の多くのゲストたちは一同に「万が一それを実現したら」という反応を示した。
日本の巨匠、岩井俊二監督は「みんな青春と恋愛は切り離すことができない」と自身の青春映画に対する考えを話し、また日本の青春映画の現状について、「日本の青春映画は実際に広いビジョンを持ち、より多くの感情と内容を表現できる」と語った。
岩井監督は自身の最新映画「恋愛中的城市」について話し、「人を愛して、街に恋する」この映画は複数のストーリーが交錯しながら・同時進行するロマンティックな恋愛映画であり、それぞれのストーリーは観客に異なった実感を与え、また、果敢に愛を追求すること、青春の情熱と美しい愛情を教えている。
監督:何炅、製作:黄磊、総合プロデューサー:王碩、チーフプランナー:彭宇、主演:李易峰、張慧雯、荘強夫による映画「梔子花開」は、夢を持つ個性的な若者たちが、一緒にバカなことをやりながら成長し、青春を楽しむことが描かれている。「梔子花開」と「恋愛中的城市」はそれぞれ7月10日、8月20日全国公開される。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年6月23日