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上海映画祭の「日本映画週間」が開幕 女優の栗原小巻が登場

 

衡山映画館は、49年に新中国が建国して以降、上海に初めて登場した映画館。栗原小巻が主演を務めた「サンダカン八番娼館 望郷」や「乳泉村の子(原題:清凉寺的鐘声)」(91年)なども上映してきた。「日本映画週間」に登場した栗原小巻は、中国残留孤児を題材にした中国映画「乳泉村の子」の出演を依頼してくれた故・謝晋(シエ・チン)監督との友情などについて語り、拍手喝さいを浴びた。

「日本映画週間」では、小林聖太郎監督や鈴木舞監督も登場し好評を博した。オーケストラをテーマにした映画「マエストロ!」の旗を振った小林聖太郎監督は、数年前の同映画祭で、「アジア新人賞」を受賞した。一方、鈴木舞監督が、「祖父が中国人」と明かすと、会場は熱烈な拍手に包まれた。

駐上海日本総領事の小原雅博氏は、「映画は、日中の友好感情にとって刺激剤となる。昨年の上海映画祭では、『そして父になる』のチケットが手に入りにくい状況になった。一方、今年は、『STAND BY ME ドラえもん』(3D版)が最近中国で上映され、その興行収入が、日本国内の興行収入を超えて、約5億元(約100億円)に達した。中国では、日本映画、特にアニメキャラクターが非常に人気で、深く印象に残るのだ」と語っている。

その他、同映画祭では、「0.5ミリ」と「ぼんとリンちゃん」が「アジア新人賞」部門にノミネートされている。また、「花とアリス殺人事件」が金爵賞コンペティション部門のアニメーション部門にノミネートされている。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年6月17日


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