ボアオ(博鰲)・アジアフォーラム2015年度年次総会を報道するために海南省瓊海市博鰲を訪れた記者たちは、この小さな町でフォーラムにまつわるあれこれを感じ取るだけでなく、ここに暮らす人々や観光客がボアオを心から愛している様子や年次総会に対して抱く期待をも感じ取っている。人民網が伝えた。
様式の異なる彫刻の施された扉をくぐる。どの扉も活き活きした瓊海建築のムードを備えている。灰色っぽいレンガの建物、青みを帯びた石畳、立ち並ぶ高い木々、立ちこめる爽やかな香り。ボアオの古い建物で営業する軽食レストランは静けさと穏やかさに満ちている。店主の蔡娟さんは、「今、店で利用している建築物や物品は周辺の村から集めてきたものばかり。ボアオ・アジアフォーラムがここで開催されるので、商売は繁盛しているし、文学青年たちがたくさんやって来る。年次総会の発展にともなって、ボアオに新鮮ですばらしい事やものがより多くもたらされることを期待する」と話す。
ボアオを訪れる観光客は、年次総会に非常に大きな期待を抱く人が多い。たとえば天津市から来た王さんは、「ボアオ・アジアフォーラムの雰囲気を味わって、情操を養い、自分を高めようと思って来た。来てみると、ボアオは本当に素晴らしい所だった。空気はきれいで緑は美しく、絶景の海の様子は人を夢心地にさせる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年3月24日
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