現地時間29日、ロンドン自然史博物館で開かれた「2014年野生生物写真家」コンテスト(WPY)で、長野県山ノ内町の「地獄谷野猿公苑」で温泉につかりながらiPhoneを操るニホンザルの写真が、特別賞に選ばれた。産経新聞が伝えた。
コンテストは同博物館とBBCが共催。温泉につかりながらアイフォーンを操るニホンザルの写真が、人気投票で特別賞に選ばれた。
ツアー客はiPhoneを使い、ニホンザルの近くで撮影を行った。サルがツアー客の電話を奪った時に、写真家がシャッターを切ったという。
1年に1度のコンテストは、今年も受賞リストを公開した。米国人写真家の Michael ‘Nick’ Nicholsさんが成人の部の大賞を、スペインの小さな写真家のCarlos Perez Navalさんが未成年の部の大賞を受賞した。コンテストは今年で50週年を迎え、ロンドン自然史博物館で盛大な授賞式が執り行われた。約100枚の美しいことこの上ない受賞作は、地球と生物の美を活き活きと表現しており、一々見る暇がないほどだ。コンテストは成人の部と未成年の部、19のカテゴリーに分けられる。注目すべきは、新たに設置されたネットユーザーの人気投票というカテゴリーだ。(写真:中国撮影家協会網)
「野生生物写真家」コンテストは、ロンドン自然史博物館と英国放送協会(BBC)傘下のBBCワールドワイドが毎年共催しており、今年で50回目となった。
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