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桜の起源は中国に 2千年の歴史超え桜花爛漫

 

桜は中国に起源があり、日本で有名になった。日本には桜栽培で1千年以上の歴史があるが、85%以上が花の白い品種だ。中国は現在、独自に桜を栽培しており、花の咲く時期は日本より長く、色も品種も日本より多い。数年にわたって普及に努めてきた結果、今では桜の栽培面積は5万ムー(約3333ヘクタール)を超えて世界一だ。

▽桜ツアーがじわじわ流行 中国では唐時代にすでに「桜花節」というイベントがあった。今だったら桜の咲く時期に連休を設定するようなものだ。

ある観光プランの専門家は、桜はただの木ではないし、花でもなく、人を呼び込む「秘密兵器」だという。桜があるところには、人が押し寄せるからだ。桜の咲く時期に連休を設定してはどうか。

国内で花卉レジャー産業が急速に発展するのにともない、桜関連のイベントや桜を楽しむツアーが旅行業界で人気を博している。桜は旅行業界の新たなホープであり、新しい観光商品を生み出すことが可能なものだ。桜関連のイベント、桜を中心にした景観地区、桜広場、桜の村などが考えられる。また花卉の展示、エコツアー、記念行事の体験、アウトドアスポーツなどを網羅した総合観光産業の開拓にもつながる。

2008年以降、広州、成都、長沙、大連などで桜をめぐる文化イベントや関連の記念行事が相次いで行われている。専門家の話によると、春の季節に桜を愛でる旅に出ることは、人々の精神的な欲求を満たすものであり、一種の生活スタイルでもあるといえる。こうした欲求に応えるため、中国桜花産業協会はこのほど「桜ルートマップ」を作成した。全国7つの省政府所在都市に桜をテーマにした公園を造る計画もあり、社会に桜を楽しむ習慣が幅広く確実に定着した後、桜を植える省政府所在都市を全国から募集し、中小都市へと徐々に桜の輪を広げていく考えだという。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年4月20日

 

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