台湾で初めて誕生した赤ちゃんパンダに、台湾中の市民が熱狂している。台北市立動物園がこの赤ちゃんパンダ「円仔(幼名)」の名前を一般から募集しているが、オンライン投票は今やブームとなっている。8日の時点で、投票に参加した人は5万4千人を上回った。幼名と同じ「円仔」が暫定トップに立ち、約65%の得票率を獲得している。台湾・中広新聞の報道を引用して中新網が伝えた。
「円仔」に続く暫定2位は「円宝」で、最近猛烈な追い上げを見せている。一日あたりの得票数は、この5日間ずっと「円仔」を上回り、現在得票率は25%を超えた。3位以下は順次、「円仔花」「粉円」「団円」「湯円」が続いている。
投票が締め切られる15日まで残すところ6日だけとなり、台北市観光伝播局は、まだ投票していない市民に対し、「締切前に、可愛い赤ちゃんパンダの名前募集に参加するチャンスを逃さず、是非投票してほしい」と呼びかけている。投票の結果は10月26日に発表される。
赤ちゃんパンダ「円仔」は、大陸部から台湾に贈られたジャイアントパンダ「団団」と「円円」の間に、今年7月6日に誕生した。親子パンダは3頭とも、台北市立動物園で飼育されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月10日