宅配便の荷降ろしを行う物流スタッフ
中国の各都市ではここ数日猛暑日が続いており、一部都市では最高気温が40度を超え、数十年ぶりの酷暑が記録された。猛暑は人々の暮らしを大きく変えているが、一部の機転のきく商人はビジネスチャンスに目をつけている。暑さ対策の「クール消費」が都市部で旺盛になり、各地の売り場ではエアコンや冷蔵庫など暑さ対策の商品の売れ行きが激増している。また、出前が好評を博しており、自宅までの配達が人気を集めている。他にも、「避暑ツアー」が新たなブームを引き起こしており、「猛暑経済」が誕生した。近頃、物流・宅配業界がかつてない活況を呈している。山東省の大型物流企業の佳怡物流は夏を迎えてから、月平均の配達数が1万5500件に達しており、2-4月の平均8000件から80%増となっている。新華社が伝えた。
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