哈爾濱艦では定期的にピザも提供している。
中国海軍第14陣護衛編隊は16日、アデン湾やソマリア海域での護衛任務に出発して5カ月を迎えた。任務についている兵士たちの食事はどういったもので、栄養は十分なのか、取材した。中国ラジオ網が伝えた。
兵士向けの食堂では様々なおいしい主食や料理を食べることができる。哈爾濱(ハルビン)艦の食堂では魚や漬物、セロリと肉の炒め物、トウガラシとタマネギの炒め物、ジャガイモと牛肉の煮込み、魚のスープというおかず5品にスープ1品が提供されている。「今回は任務の期間が長いが、食事には満足している。」兵士の劉晨希さんは「この間、煎鶏蛋餅(卵のお焼き)を食べたいと言ったら、思いがけないことに翌日の朝食に出てきた」と語る。
5カ月以上にわたる遠海での生活で、兵士たちが必要な栄養は十分確保されているのだろうか。編隊の各艦艇は毎回補給した野菜を葉物や根菜類など種類ごとに分けて速やかに冷蔵庫に保管。任務期間が長い事から、野菜本来の成分と肉類とを合理的に組み合わて料理すると同時に、乾燥や冷凍した野菜も利用している。
また毎週専門の担当者が豆腐を作り、新鮮な豆腐や豆乳が提供できるようにしている。
食品の組み合わせも可能な限り兵士のニーズに応えるようにしている。哈爾濱艦では毎日各人が卵1個、牛乳1杯を摂取できるようにし、また週1回はナマコを提供している。同艦の董偉副政治委員は、食事が充実して初めて兵士の緊張した精神や大きなストレスを緩和し、十分な精力と体力で護衛任務を遂行することができる、と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月18日
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