人民中国雑誌社の王衆一編集長は、「写真の中の子どもたちの多くが2000年代に生まれた子たちで、20年後、彼らは中日関係の主力になる。彼らに関心を寄せることは、未来の中日関係に関心を寄せることだ」と述べた。
撮影に参加した日本の女性カメラマン佐渡多真子さんは、「中国の子どもの理想には比較的強い社会性がある。それと比べて、日本の子どもの夢はだいたい自分自身のこと。例えば、医者とかスポーツ選手になりたいなど。日中両国の子どもの理想は両国の社会価値観の発展方向を反映している」と話した。
写真展を訪れた高皖晴さん(12歳)は「日本の子どもに会ったことはないけれど、写真で見ていると、みんなリラックスしているので、羨ましかった。日本の子どもたちと私たちは、生活の様子や顔も変わらないことが分かり、ぜひ友だちになりたいと思った」と話した。
同写真展は6月1日から10日にすでに上海で開催された。北京では7月9日から14日まで開かれ、13日(土)と14日(日)の週末には、小学生向けの工作教室や催し物も用意されている。その後、9月10日から16日まで福岡、9月27日から30日まで東京で開かれる予定。
開幕式のあと、記念写真を撮影する来場者たち
『北京週報日本語版』2013年7月10日
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