四川省什ホウ市の古刹、羅漢寺で12日、同寺で生まれた子どもたちが集まって集団で誕生日を祝うイベントに参加した。同日はブン川地震から5年目の記念日で、同市では地震の後にこの寺で生まれた現地の子ども108人が集まって誕生日を祝った。2008年5月12日にブン川大地震が発生した際に、四川省什ホウ市の婦女・児童保険院は倒壊の危険にさらされたため、隣接する古刹の羅漢寺が臨時の病院となった。同寺ではお堂が病室に、厨房が分娩室に変身し、5月13日早朝から8月7日の病院のプレハブ棟再建までの2カ月以上の間、病院関係者は同寺の臨時病院で108人の子どもをとりあげ、これらの子どもは「羅漢の子ども」と呼ばれている。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月13日