中国パンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地では、パンダ舍に軽い損壊があったものの、パンダ６１頭に２０日の雅安地震による死亡はなかった。ただ、一部のパンダ、特に子パンダは地震でおびえてしまった。飼育員たちの心のこもったケアのおかげで、子パンダたちの緊張はずいぶん和らいだようだ。（写真のすべては本誌記者の石剛写す）

 

４月２４日、生後約９カ月の子パンダたちが集まる碧峰峡熊猫基地「幼稚園」にて。飼育員に呼ばれ、「ご飯」のために木の上から下りてくる子パンダ