今年に入ってから濃霧がたびたび発生しており、空気の質に注目する人が増え、空気清浄機が爆発的に売れている。市場をながめると、空気清浄機の価格には大きな開きがあるが、効果の程を見極めるのは難しい。空気清浄機は空気の質改善に有効なのだろうか。値段が高いほど効果も高いのだろうか。「人民日報」が伝えた。
▽PM2.5を除去できる?
北京林業大学環境科学・工程学院の倫小秀先生は次のように説明する。
空気清浄機の国家基準は2011年に公布された「空気清浄機環境保護認証規則」で、製品の浄化性能や除菌性能について検査上の要求をうち出している。だがこの規則には、微小粒子状物質(PM2.5)に関する規定がなく、空気清浄機の業界基準や専門の認証はいまだに設けられていない。
▽高いほど効果あり?
同「規則」の起草者の一人である国家室内環境・室内環保産品質量監督検験中心の宋広生主任は、「実際のところ基本的な機能を備えた空気清浄機であればほとんどの人の空気浄化ニーズに応えることができる。価格の高い製品が多いのは付加機能が主な原因だ」と話す。
▽空気清浄機の選択・使用のコツ
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