中国では今月7日以降、華北、黄河・淮河、長江・淮河流域、江南など中部・東部の広い範囲で、煙霧の天気が続いている。13日の時点でも、長期にわたって濃霧に覆われ続けている地域が多く、中央気象台は引き続き、濃霧黄色警報を発令、北京市では、より警戒レベルが高い濃霧ダイダイ色警報が初めて発令された。各地の環境保護・衛生・交通などの各部門は対応措置に追われている。人民日報が報じた。
中央気象台は13日、濃霧天気は向こう3日間、国内中部・東部地域や西南地域東部で続くとの予報を発表した。12日に続き、13日午後6時の時点においても、濃霧黄色警報が発令されていた。
中央気象台の馬学款・首席予報官は「16日以降、強い寒気団の影響を受け、中国中部・東部地域の濃霧天気は、北から南に向かい次第に消える、あるいはかなり弱まるだろう」との見通しを示した。