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山西省太原鉄道局は、19日に開催した記者会見で、今月26日、時速300キロの高速列車を石太(石家庄・太原)高速鉄道に初めて導入することを明らかにした。これにより、山西省に「高速鉄道時代」が訪れることになる。人民日報が報じた。
太原鉄道局は26日、時速300キロが出る高速列車計13本の運行をスタートさせる。13本の内訳は、太原・北京西間9本、太原・広州南間1本、太原・武漢間2本、太原・鄭州東間1本。新たに導入されるこれら高速列車を利用すれば、太原・北京の所要時間は2時間半、太原・鄭州間は3時間半、太原・武漢間は5時間半に短縮される。特に、これまでは丸一日かかっていた太原・広州間が、わずか10時間になる。
太原鉄道局が近く運行を開始する高速列車は、国内最先端モデルである「新型CRH380AL」が採用される。全車の定員は1061人、ガラス製の網棚や公共性の高い情報を流す車内モニターなどの設備が備わっている。
太原鉄道局の楊紹清・局長は、「太原で高速鉄道車両の運行がスタートすることには、重要な意義がある。これは、山西省が高速鉄道輸送という大きな新局面に入り、高速鉄道発展という新たな軌道に乗ったことを意味し、中西部地域、北京・天津・唐山・環渤海エリア、北京・広州線沿線の中原経済区との時間的・空間的距離を大幅に縮めることができる」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月21日
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