上海のガソリンスタンドでガソリン価格をチェックする職員=11月16日
中国石油大学(北京)中国エネルギー戦略研究院の王震・常務副院長は「原油価格の値下げは物流・化学工業など関連の川下産業のコスト削減や利益上昇につながる。全体的に見れば、現在回復に向かっている中国経済にとっては良いことだ」と分析する。
発改委の張平主任はこのほど、「8月以降、中国経済の成長鈍化にすでに歯止めがかかり、回復の兆しはより明らかになっている」と述べた。
今年に入り、中国国内の精製油価格の調整はすでに8度(4度の値上げと4度の値下げ)に上っている。年初と比較して、ガソリン価格は合計リッター当たり250元(約2万257円)、ディーゼルオイル価格は合計リッター当たり290元(約2万3499 円)の上昇となっている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年11月19日
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