試験飛行に成功した第5世代戦闘機「殲31」
中国の2機種目となるステルス戦闘機「殲31」の試験飛行が成功したというニュースが、各国メディアにより報じられた。同戦闘機は今年6月に発表されて以来、高い注目を集めており、今回の初飛行成功により、中国航空工業の進歩は世界からも高く評価されている。10月31日、同戦闘機を開発した中航工業集団の関係者に取材したところ、「現時点で発表できる情報はない」とのことだった。環球時報が伝えた。
台湾「中央社」は、「ステルス戦闘機『殲31』は31日10時ごろ、初の滑空飛行および試験飛行に成功した。戦闘機『殲11BS』が『殲31』と共に平行飛行を行った。これにより、中国は米国に続き、第5世代戦闘機を2機種同時に開発し、保有する国となった」と報じた。
近代戦闘機の技術水準向上に伴い、戦闘機の開発コストと要求される技術も高まっている。欧州は複数の国が協力してやっと第4.5世代戦闘機「タイフーン」を開発し、ロシアはインドの力を借りて第5世代戦闘機「T-50」を開発した。中国が5世代戦闘機を2機種同時に開発する能力と資金を有するかどうかはネット上でも関心を集める話題だった。
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