山西省五台山の普寿寺尼衆仏教学院の正門(8月25日撮)
中国仏教の聖地と呼ばれる山西省五台山に位置する普寿寺尼衆仏教学院は、中国最大の女子仏教学院だ。僧侶の出家・修行と仏教学を研究する場として、現在この寺には1000人余りの学習者・修行者がいる。普寿寺は北宋時代に建てられ、1991年、住職である如瑞法師が30数人の女性僧侶を連れて自力更生(という行動)を通して、今のような設備が完備した寺を再建した。当仏教学院は学生募集について、国と地域を問わず、国家宗教事務局が許可すれば、条件に合う外国人も学生募集の対象となっている。
言及しておくべきことは、仏教学院の学生募集対象は、一般社会の女性ではなく、既に出家した比丘尼でなければならないことだ。ここでは出家した僧侶さんは一言一行において、仏法を謹しんで守らねばならず、348条の戒律を守らねばならない。毎朝3時に起床、夜は10時に消灯、1日2食と昼休み以外の時間は全て読経・労働および勤行に充てられている。
仏教学院では、出家の僧侶さんは、まず戒律の勉強をしてから、律厳・戒学・華厳宗など仏教の勉強に進まねばならない。外部による過度な注目をあまり望まないので、彼女たちの生活はほとんど外部に知られていない。
「新華網日本語」2012年8月28日
|