中国気象局は7月の全国天気定期説明会を31日に開き、同局の陳振林報道官は、増水期に入って以来、北京の降水量は例年の平均より63%増加し、過去14年間で最も多くなったと紹介しました。
今年の6月1日からの、全国の平均降水量は232.4ミリとなっており、例年同期より11.2%増で、1999年以来最大となりました。特に、中国の北部地区の降水量が明らかに多く、南部地区は比較的少ないということです。データによりますと、7月30日までの、北京の増水期の平均降水量は、368.2ミリとなっており、例年の225ミリより63%増加しました。
今年の増水期の全国の降雨の特徴は、限られたエリアに強い雨が頻繁に降り、一部の地区で最大降水量の記録を突破したと言うことです。7月は、北京、天津、河北、山西、内蒙古、湖南、四川、安徽、浙江などの九つの行政区域を含む全国100箇所の気象台で1日の降水量が極端に多い日があったということです。その内、史上最高に達した、或いは突破したところは22箇所ありました。
「CRI日本語版」2012年8月2日
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