北京市は21日、気象観測制度の整った1951年以来最大の降雨量を記録した。市対策本部によると午前8時から午後11時までの全市平均降雨量は142mm、市街区では191mmを記録し、最大の房山区河北鎮では460mmに達した。市気象台は午後6時半に2005年の気象警報制度発足以来初となる「暴雨橙色預警信号」を出した。各対策当局は「河川増水緊急態勢」に入り、被害の最も深刻な房山区には市の指導者が駆けつけ、救援活動の指揮に当たった。
中国北部は7月下旬から8月上旬の雨期に入り、北西地域東部、華北地域北部などが豪雨に見舞われている。中央気象台によると華北地域の大部分、東北地域の大部分、内蒙古自治区の中東部、山東省東部、四川盆地の東部と南部、雲南省の東部と南部に「暴雨(24時間以内に50-99.9mm)」、局地的に「大暴雨(同100-249.9mm)」が予想される。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年7月22日
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