北京市什刹海住民委員会の主催による「私の幼いころの北京」というテーマのサマーキャンプが17日スタートした。これには北京の北京の歴史ある文化的な景勝地「什刹海」辺りに住んでいる90人余りの子供たちが参加した。
これら子供たちには、影絵芝居の道具である孫悟空の絵が配られ、また子供たちは自分でも影絵芝居の道具作りを手伝ったりし、いい思い出になったと喜んでいる。
「什刹海」は北京市の中心にあり、ここでレストランを開いたり、記念品店を経営したり、そのほかのサービス業に従事している地方からの出稼ぎ労働者が多く、その数は24300人余りに達し、この地域の総人口の3割を占めている。
ここ什刹海一帯には九つの小学校があり、その生徒は主にはこれら出稼ぎ労働者の子供たちである。ですから夏休みになると、親たちは仕事で忙しく、子供たちの面倒を見ることが出来ない。今回のサマーキャンプはこれら子供たちのために催されたものである。
「中国国際放送局日本語版」2012年7月18日
|