デンマークを訪問中の中国の胡錦濤国家主席夫妻は15日、コペンハーゲンでマルグレーテ2世女王夫妻と懇談した。中国共産党の機関紙、人民日報が伝えた。

胡主席は「中国とデンマークは地理的に離れているが、国民間には長い友好交流の歴史がある。デンマークは新中国の建国以降、最も早く国交を樹立した西側諸国の一つ。2008年、包括的戦略パートナーシップを締結し、両国関係は新たな段階に入った」と述べた。

マルグレーテ2世女王夫妻は、1979年に訪中した思い出を懐かしそうに語り、「それ以降、中国は目覚しい発展を遂げ、すばらしい成果を挙げている。デンマークとの関係も飛躍的に進展し、特に包括的戦略パートナーシップを締結した2008年以降は、良好な発展ぶりを維持している」と述べた。胡主席の今回の訪問については、「デンマークの国民は心から喜んでいる。経済や持続可能な発展などの分野における協力強化や両国関係の前進につながるに違いない」と期待を寄せた。（編集YT）

「人民網日本語版」2012年6月16日