震災後に新しく制作された日本の話題作映画12本を中国で紹介する「2012北京・日本映画週間」が来月14日から19日まで北京で開催される。
開催期間中は、第64回ロカルノ国際映画祭で金豹賞(グランプリ)審査員特別賞を受賞した「東京公園」(2011年)、五輪開催に沸く高度成長期の東京を舞台にした「ALWAYS三丁目の夕日‘64」(2012年)、原著が日本で130部以上を売り上げ、中国語にも翻訳された「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、日本政府が中国人観光客の呼び込みに力を入れている沖縄の特色が盛り込まれた特撮ヒーロー番組の映画版「琉球マブヤー THE MOVIE」など計12作品を上映。
14日の開幕式には、中国で山口百恵や高倉健と並んでよく知られる女優の栗原小巻さんや上映作品「東京公園」(2011年)の青山真治監督、「琉球マブヤー THE MOVIE」の佐野智樹監督および主演の山田親太郎さんらも出席する。
中国政府でテレビやラジオ、映画の内容を監督する「国家広播電影電視総局」の主催、日本の外務省、経済産業省、観光庁の後援で行われる「2012北京・日本映画週間」は、「中日国交正常化40周年」記念事業および「中日国民交流友好年」認定行事。映像を通して日本の文化や経済、観光などを紹介し、震災復興を支える観光業の振興や相互理解の促進、国民感情の改善などにつなげるのが狙い。(編集YT)
「人民網日本語版」2012年5月28日
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