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習近平国家副主席は日中友好議員連盟代表団と人民大会堂で面会 |
習近平国家副主席は3日午後、高村正彦氏を団長とする日中友好議員連盟代表団と人民大会堂で面会した。
習副主席はまず、中日友好関係の発展に向けた日中友好議員連盟の長年来の努力を積極的に評価。「国交正常化から40年、両国の結びつきと利益の融合はかつてないほど緊密になり、経済・貿易分野の実務協力はたゆまず強化され、地域の平和・発展の維持、地域協力の促進、グローバルな試練への対応において良好な意思疎通と協調を維持している」と指摘。中日関係の健全で安定した発展を一層促進するために双方が重点的に努力すべき点として以下を挙げた。
(1)両国首脳間の重要な共通認識に従い、政治・戦略面の相互信頼をたゆまず強化し、中日関係が常に正しい方向に沿って前進するようにする。
(2)人的・文化交流に力を入れ、両国民間の心の距離を縮めるべく努力する。「中日国民友好交流年」の契機をしっかりと捉え、活用して、広範な分野で多彩な交流を繰り広げ、青少年を中心により多くの民衆の参加を呼び込むことで、中日友好の民意の基盤を維持・強化する。
(3)危機を的確に管理・コントロールし、敏感な問題を適切に処理する。特に相手国の核心的利益に関わる問題や重大な懸念においては、極めて慎重な姿勢で臨む。
高村氏は「国交正常化から40年で両国関係は多大な発展を遂げた。戦略的互恵関係の推進は日中双方にとって非常に重要だ。日中友好議員連盟としては、この40周年を契機に、両国関係のたゆまぬ発展に引き続き貢献していきたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年5月4日