湖南省湘西竜山県賈市には当時の様子がよく保存された明・清時代の町並みがある。明の万暦年間に起源を持つこの町並みは元々の長さが1144メートル、幅3メートル。町は一面に青石板で舗装され、両側に立ち並ぶ古民家は木と石を利用した建築となっている。後に火災で100メートル分が焼失、道路整備で120メートル分が失われ、現在は924メートル分しか残っていない。同地はかつて酉水河における重要な中継拠点で、湖南、湖北、重慶、貴州が交わる地域の物資集積地でもあった。町並みには依然として商業的な雰囲気の名残が見られる。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年4月10日
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