3カ国外相は年内に中国で開催される第5回中日韓首脳会談を実りあるものにすべく全力で協力する意向を表明。北東アジア情勢、東アジア協力、気候変動、核安全保障、国連ミレニアム開発目標の達成、国際経済情勢など地域や世界の共通関心事について意見交換した。
衛星打ち上げ計画を含む朝鮮半島情勢についても話し合われ、楊外交部長は中国側の立場を改めて表明。事態の推移に懸念と憂慮を表明したうえで「朝鮮半島の平和と安定を守り、北東アジアの長期安定・平和を実現することは各国共通の利益だ」と指摘。大局的・長期的観点に立ち、冷静さと自制を保ち、外交ルートを通じた平和的方法で問題を適切に解決するよう関係各国に呼びかけた。また、関係各国と緊密な意志疎通と調整を保ち、地域の平和・安定の大局を守り、6カ国協議を推進するために共に建設的役割を発揮したいと表明した。
会談後、3カ国外相は中日韓協力事務局ウェブサイトの開設式や共同記者会見に出席した。次回会談は来年韓国で開催される。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年4月9日
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