「回顧中国 辛亥革命100周年記念総合美術作品展」が27日、日中友好会館(東京都文京区)で開幕した。中国文化部恭王府管理センターの孫旭光・主任、財団法人・日中友好会館の村上立躬理事長、中国駐日大使館の何静・文化参事官が式辞を述べ、テープカットした。開幕式に出席した両国各界の友人100人以上が作品を鑑賞した。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。
辛亥革命100周年記念にちなんだ同美術展は、中国美術家協会、全国政治協商会議(全国政協)書画室、文化部恭王府管理センターが主催、黄山美術社が共催した。中国国内の各芸術団体、さらに大学美術教授らが辛亥革命をテーマに創作した中国画、油絵、版画、現代画などの作品約100点が出展された。
同美術展は昨年末、広州美術学院美術館(広州市海珠区)、湖北美術館(湖北省武漢市)、北京恭王府(北京市西城区)ですでに催されたほか、同10月8日から18日には中国美術館(北京市東城区)を主会場に、特別招待創作作品、さらには各会場で選出された優秀作品、辛亥革命旧跡・遺跡などの文化財に関する研究成果も公開された。
黄山美術社の陳建中・社長は、「今回の国内外大巡回展の特徴は、辛亥革命の歴史的風貌の世界をテーマに創作された作品の数々が披露された初の企画展であり、重大な歴史的テーマが美術創作に融合した総合美術展としても初めて。『記念と保護』というキーワードを切り口に辛亥革命の歴史を振り返り、歴史的脈略に沿って巡回展を催す。こうして絵画を通じて歴史の変革の足跡をたどることは、両岸(大陸部と台湾)関係の平和的発展や祖国統一の大業、ひいては中華民族の偉大な復興の実現につながる」と寄せている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年3月30日
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