対外文化貿易基地および北京国際文化貿易サービスセンターの定礎式が11日、北京天竺総合保税区で行われた。中国初の「文化保税区」となる同基地およびセンターの設立により、文化関連の企業が海外進出する際のコスト削減や国際競争力の向上につながり、中国の文化コンテンツの世界進出に資する環境が一層整う見込み。 「文化保税区」では、天竺総合保税区の機能面や政策面での優位性を生かし、さまざまなニーズに合わせた保税サービスが国内外の文化生産・発信・貿易機構に提供される。 北京国際文化貿易サービスセンターには、国際文化商品取引センター、国際文化貿易企業集積センター、国際文化保管物流センターの3つのエリアがある。計画用地は約17万平方メートル(東京ドーム約3.7個分)、延べ面積は50万平方メートル、投資総額は50億元(約625億円)で、2015年に完成予定。(編集YT)
「人民網日本語版」2012年3月12日
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