「中国無形文化遺産生産性保護成果大展」が今月5日から15日まで、北京全国農業展覧館新館で開催されている。会場は連日、多くの来場者でにぎわい、説明に熱心に耳を傾ける人で各ブースは押し合いへしあいの状態だ。週末を利用して子供を連れてきた親は、「子供が中国無形文化遺産に対して理解を深め、自分の国の伝統文化に触れ、その魅力を実感してほしい」と希望を語った。
今回の展覧会には、41カ所の国家級無形文化遺産生産性保護モデル基地(第一弾)を中心に、保護成果が著しい伝統技術・伝統美術・伝統医薬プロジェクト188種類が全国から精選され、展示されている。また、国家級無形文化遺産の伝承者および国内工芸美術の大家ら170人余りが会場で素晴らしい技巧を披露し、彼らの手による約2千点の貴重な作品が展示されている。同展覧会は、文化部などの国家部門が主催する過去最大規模かつ展示カテゴリーが最も豊富で、最高レベルの技巧を備え最多の作品数を誇る、無形文化遺産の祭典となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年2月13日