温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は10日、中南海・紫光閣でパンチェン・エルデニ(パンチェン・ラマ)11世(ギェンツェン・ノルブ)の謁見を親しく受けた。新華社が伝えた。
温総理はまず、春節(中国の旧正月)とチベット暦の新年を祝い、チベット仏教界の友人と数多のチベット族同胞に向けて節日の挨拶をした。パンチェン・エルデニは温首相にカター(チベットの白いスカーフ)を献上した。
温総理はパンチェン・エルデニから学習状況について報告を受け、(1)引き続き学習に力を入れ、仏教の経典を学ぶと同時に、歴史に学び、大衆に学び、実践に学び、たゆまず学識の水準を高める(2)教義を深く研究し、チベット仏教の教義の中から積極的な思想を発掘し、愛国・法律遵守・持戒へと僧徒を誘導する(3)勇敢に重責を担い、祖国統一と民族団結の維持のために一段と重要かつ積極的な役割を果たす--よう求めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年2月12日
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