辰年までまだしばらくだが、中国の「生肖文化(干支文化)」が徐々に世界各国・地域で受け入れられるにつれ、来年の干支・辰年をテーマにした切手を早くも発売した国や地域は多く、とりわけ日本・韓国などアジア諸国が中心だ。干支切手のマーケットは有望で、収蔵価値も高い絶品となっている。「北京晨報」が伝えた。
世界で初めて干支切手を発行した日本の干支切手は芸術感覚にあふれ、文化の息吹が濃厚と称される。日本郵政は第一弾として先月11日、郷土玩具をデザインした「年賀郵便切手(50円・80円)」を発行した。このほか、同21日発行の特殊切手「干支文字切手(80円)」シリーズ9回目「辰年」10枚も注目を集めている。同シリーズは2004年、翌年の干支文字をモチーフに初回発売以来、12年間で完結する。中国国内では、2004年発行の額面800円の第一弾「酉年」の現在の時価は1千元(約1万2千円)。
このほか、韓国・ベトナムの各郵政も「辰年」切手を発行した。シンガポール、ニュージーランド、香港、マカオなどの国・地域も来年1月に「辰年」干支切手を発行する。
▽外国の干支切手は将来的に高相場に
海外で発売された辰年切手が中国大陸部の多くの切手マニアの関心を集めている。収集家・李さんは、購入ルートがあれば、海外の干支切手をぜひ手に入れたい、と語る。「海外の切手を買うのは、まずは毛色の違うものを楽しむためです。それから干支切手は現在、切手収集家の間で非常に人気がありますが、海外の干支切手は余り注目されていないため、将来的な値上がりも期待できます」。(編集HT)
「人民網日本語版」2011年12月8日
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