|
ニューヨークのタイムズ・スクウェアの大画面で宣伝される劉氏の作品。 |
中国の台湾企業の組織「中華全国台湾同胞聯誼会」と中国常駐聯合国代表団共催の「中国国粹油絵精品展」が17日、米ニューヨークの国際連合本部で開幕した。同展覧会では、中国大陸部の著名な画家・劉令華氏の油絵約20作品が展示されている。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)が報じた。
前出聯誼会の梁国揚会長は開幕式で、「中華の伝統文化を大々的に発信することは、中華全国台湾同胞聯誼会のこれまで長期にわたり推し進めて来た主要な事業。『中国国粹油絵精品展』 は2008年に北京で、2009年に香港で、2010年には台湾の台北で開催され、いずれも大成功を収めた。国連本部で開かれる今回の展示会も成功することを願っている」と挨拶した。
今回の展示会で展示されている劉氏の作品は過去に、中国美術館、アジア太平洋経済協力(APEC)、東京、フランスの首都パリなどでも展示されたことがある。劉氏は西洋の油絵技法を用いて、中国伝統の古典演劇「京劇」の芸術を表現、中国と西洋、過去と現在を融合させたその作品には中華の伝統文化の真髄が描かれているだけでなく、民族性と国際性の統一を願う気持ちが込められている。(編集KN)
「人民網日本語版」2011年10月19日
|
劉氏の油絵「運命の子」(趙氏孤児) |
|